
CRAFTSMANSHIP
製造について
FABRIC PHILOSOPHY
生地へのこだわり
kepaniが大切にしているのは、見た目だけではなく、素肌が感じる心地よさです。
ふんわりとやわらかく、身体の動きに自然に馴染むこと。それでいて、繰り返し着ても形崩れしにくく、長く愛用できること。
相反するように思えるやわらかさと丈夫さを両立するため、Kepaniでは既製の生地から服を考えるのではなく、糸の選定や編み方から理想の風合いをつくり上げています。

01
始まりの糸、Kepaniの生命線。
Kepaniのものづくりの原点となるのが、大阪の老舗繊維工場でつくられるラフィー糸です。超長綿のトルファンと、短い繊維を多く含むギザアメリカの落ち綿を組み合わせ、職人の技術によって一つの糸へ仕上げます。

02
ゆっくり編むことで生まれる、ふっくらとした生地。
大阪でつくられたラフィー糸は、メリヤスの産地として知られる和歌山へ運ばれます。
72本の糸玉から糸を一本ずつ送り、シンカー編み機をコンマ単位で調整しながら、ゆっくりと精密に編み上げます。
時間をかけて編まれた生地は、ふっくらとしたやわらかさを持ちながら、柔軟性と伸縮性に優れ、形崩れしにくいことが特徴です。

03
素肌に寄り添う、やさしい風合い。
編み上がったスウェット生地には、肌に触れる内側へ起毛加工を施します。
職人の特殊な加工技術によって、綿が本来持つやわらかさを引き出し、ふんわりとした肌馴染みと保温性を生み出します。
ただ暖かいだけではなく、袖を通した瞬間に身体がほどけるような感覚。それが、Kepaniが目指す着心地です。

THE MAchine
製造へのこだわり
Kepaniが大切にしているのは、生産効率だけではありません。糸に余計な負荷をかけず、空気を含ませるようにゆっくりと編み上げること。
和歌山の工場では、職人がシンカー編み機の状態を見極め、糸の張りや機械の動きを細かく調整しています。
機械に任せるのではなく、機械の癖を理解した職人が向き合うことで、吊り編みに近い、ふっくらとしたKepani独自の風合いが生まれます。

01
72本の糸を、一本ずつ扱う。
数多くの糸を同時に扱う工程でも、わずかな張り方や送り方の違いが、生地の表情や着心地に影響します。職人は一本一本の糸の状態を確認しながら、生地全体が均一に編み上がるよう調整します。

02
コンマ単位で調整する。
気温や湿度、糸の状態は日によって異なります。
決められた数値のまま動かすのではなく、その日の状態に合わせて機械を細かく調整することで、Kepaniが求めるやわらかさと膨らみを保ちます。
※気温や湿度については一般的な製造表現になるため、実際の工場で調整している内容を撮影・取材時に確認してから確定するのが安全です。

03
ゆっくり、精密に編み上げる。
速く編むほど糸には強い力がかかり、生地は硬くなりやすくなります。
時間をかけてゆったりと編み上げることで、糸が本来持つ柔らかさを残しながら、伸縮性と耐久性を備えた生地へ仕上げます。

How It's Made
Kepaniの服ができるまで
STEP
1
糸と素材を選ぶ

Kepaniのものづくりは、素材選びから始まります。
仕上がりの風合いや着心地を思い描きながら、糸の種類や組み合わせを一つひとつ検討していきます。
STEP
2
生地をつくる

選び抜いた糸を使い、時間をかけながら生地へと仕立てていきます。
機械や編み方を調整しながら、Kepaniらしいやわらかな質感を引き出していきます。
STEP
3
かたちに仕立てる

できあがった生地を裁断し、それぞれのパーツを丁寧に縫い合わせていきます。
着たときのシルエットや動きやすさにも配慮しながら、一着の服へと仕上げていきます。
STEP
4
仕上げ・確認

縫製後は、細かな部分まで状態を確認しながら最後の仕上げを行います。
いくつもの工程と人の手を経て、Kepaniの一着が完成します。
STEP
5
日常へ届ける

完成した一着は、それぞれの場所へと届けられ、日々の暮らしの中へ。
着るほどに身体になじみ、時間とともに生まれる風合いもKepaniならではの魅力です。

